箱根駅伝から逃げられるか2010
箱根駅伝のランナーたちに追いつかれないように
大手町から箱根まで自転車で逃げるイベントに参加しました。
今年で第5回目になるという、湘南のmasaさんが主催する「箱根駅伝から逃げられるかオフ」。
新年の走り初めにふさわしい素晴らしいイベントでした。
朝、6時過ぎに自宅を出発。東京駅の八重洲口に6時55分集合に向かうべく震えて走っていると、芝公園の月と東京タワーがきれいだったので撮影してると同じことをしている自転車海苔を発見しました。SSRのyuki3110さんです。なんと早朝にも関わらず横須賀から自走とのことでした。
6時45分、ブリーフィング開始。「交通規則に従う、黄色信号は停止。もしランナーに追いつかれ交通規制にあったら走行を中止する」というレギュレーションがmasaさんより伝えられ自己紹介を済ませてから7時15分、大手町から33人が出走しました。
画面中央の緑のジャージの方は、MTBで全日本3位のプロ、山本和弘さんです!! 僕のこの日の作戦は、とにかくチギれないように集団についていくことでした。でもね、先頭集団は恐ろしく速いんですよ。時速38キロで走っても追いつかない・・・(汗)大門を過ぎ、国道15号に出る頃には軽くチギられてしまいました。
白バイが先導? 中盤(?)の集団に入り、国道15号を走ります。信号が多いこの国道で赤信号にことごとく捕まってしまいます。午前8時、新川崎の信号に引っかかっていると駅伝ランナー出走の知らせが耳に入りました。マジ!もう?気持ちが焦ります。
2区に入り権太坂手前でなぜか僕が先頭になりました。で、権太坂を先導するという大役をこなすと、すでに足が売り切れ状態になりました(^^;
富士山のお出迎え♪
藤沢を通過し、いよいよ国道134号線です。湘南を通過するこの区間は、箱根駅伝のメインステージなんじゃないかと勝手に盛り上がりながら走ります。集団の後ろにつかせてもらい33〜35kmの巡航をします。
大手町を出て約3時間、90kmを走ったところでカロリーメイトを3本、300キロカロリーを補給をします。この頃は集団がばらけて一人で走ってました。
90kmを走って、アベレージが25km/hを超えてる(驚)
小田原を過ぎ、箱根湯本からいよいよ上り坂が始まります。でも、すでにここまでの区間で大方の力を使ってしまっていたので足が痛くてたまらない・・・、大平台にさしかかる頃には痛みだけでなく、両足の腿が攣ってしまって何度も足つきストップしました。こんなことは初めてで、立ち止まって回復させようとストレッチしようにも足が痙攣してできない。脚に力を入れないように、じっとしていることしかできないのです。道路端で、がに股で悶絶する中年おやじ。もう、情けないったらありゃしません(笑)
道路の端で休みながら、リタイヤかな?とも思っていると、SSRのジャージを着た人が追い抜いていきました。僕と同じように辛そうに上っていきました。急いでバイクにまたがりその人についていき、「あと何キロぐらいでしょう?」と尋ねると7キロほどだという・・・。あと、7キロも・・・。
脚に負担をかけないようにゆっくりペダリングしますが、それでも両足を攣ってしまいます。もうダメだ、と心が折れそうになります。駅伝ランナーが近づいてきているのか、白バイが追い抜いていきます。上空にはヘリコプターが旋回して、沿道で応援する人たちも視線が後方に釘付けになっています。でも、幸い規制に合うことなく宮ノ下を通過できました。
その後、歩きはしませんでしたが、ゆっくりゆっくり進むと、メーターが到着予定まで残り2キロになり、1キロになっていきました。この日ほど箱根の国道1号最高地点が遠いと思ったことはありませんでした。
白バイに「おりて押して」と指示され、最後の20mは歩いてゴール(きっぱんさん撮影) 午後1時、大手町を出発して約6時間、国道1号最高地点に到着しました。最後にゴールしました
約10分後、ランナーが僕の目の前を通過していきました。
箱根駅伝のランナーから自転車で逃げられるか?
というミッションをコンプリートです!
一緒に走ってくれたみなさまありがとうございました。
そして企画をしてくださったmasaさん、ありがとうございました。
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大手町から箱根まで自転車で逃げるイベントに参加しました。
今年で第5回目になるという、湘南のmasaさんが主催する「箱根駅伝から逃げられるかオフ」。
新年の走り初めにふさわしい素晴らしいイベントでした。
朝、6時過ぎに自宅を出発。東京駅の八重洲口に6時55分集合に向かうべく震えて走っていると、芝公園の月と東京タワーがきれいだったので撮影してると同じことをしている自転車海苔を発見しました。SSRのyuki3110さんです。なんと早朝にも関わらず横須賀から自走とのことでした。
6時45分、ブリーフィング開始。「交通規則に従う、黄色信号は停止。もしランナーに追いつかれ交通規制にあったら走行を中止する」というレギュレーションがmasaさんより伝えられ自己紹介を済ませてから7時15分、大手町から33人が出走しました。
2区に入り権太坂手前でなぜか僕が先頭になりました。で、権太坂を先導するという大役をこなすと、すでに足が売り切れ状態になりました(^^;
藤沢を通過し、いよいよ国道134号線です。湘南を通過するこの区間は、箱根駅伝のメインステージなんじゃないかと勝手に盛り上がりながら走ります。集団の後ろにつかせてもらい33〜35kmの巡航をします。
大手町を出て約3時間、90kmを走ったところでカロリーメイトを3本、300キロカロリーを補給をします。この頃は集団がばらけて一人で走ってました。
小田原を過ぎ、箱根湯本からいよいよ上り坂が始まります。でも、すでにここまでの区間で大方の力を使ってしまっていたので足が痛くてたまらない・・・、大平台にさしかかる頃には痛みだけでなく、両足の腿が攣ってしまって何度も足つきストップしました。こんなことは初めてで、立ち止まって回復させようとストレッチしようにも足が痙攣してできない。脚に力を入れないように、じっとしていることしかできないのです。道路端で、がに股で悶絶する中年おやじ。もう、情けないったらありゃしません(笑)
道路の端で休みながら、リタイヤかな?とも思っていると、SSRのジャージを着た人が追い抜いていきました。僕と同じように辛そうに上っていきました。急いでバイクにまたがりその人についていき、「あと何キロぐらいでしょう?」と尋ねると7キロほどだという・・・。あと、7キロも・・・。
脚に負担をかけないようにゆっくりペダリングしますが、それでも両足を攣ってしまいます。もうダメだ、と心が折れそうになります。駅伝ランナーが近づいてきているのか、白バイが追い抜いていきます。上空にはヘリコプターが旋回して、沿道で応援する人たちも視線が後方に釘付けになっています。でも、幸い規制に合うことなく宮ノ下を通過できました。
その後、歩きはしませんでしたが、ゆっくりゆっくり進むと、メーターが到着予定まで残り2キロになり、1キロになっていきました。この日ほど箱根の国道1号最高地点が遠いと思ったことはありませんでした。
約10分後、ランナーが僕の目の前を通過していきました。
箱根駅伝のランナーから自転車で逃げられるか?
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by bicycle_commuter
| 2010-01-03 23:58
| SSR(相模湘南ライダース)