同い年の柱時計
両親が住む実家が
建て直しをすることになった。
家を新築するあいだ、
近所の知り合いの空き家に
仮住まいすることになったので、
今日は、その引っ越しの手伝いをしてきた。
ほとんどの荷物は引っ越し業者が運んでくれたので
僕の仕事は片づけなどの雑用だったのだが、
段ボール箱を整理してると、
「○○の時計」と書かれたものを発見した。
○○は僕の名前で、誕生祝いに祖母から贈られた柱時計だ。
側面に「誕生祝い ○○」と書かれている。
この柱時計は、子供の頃実家の柱に掛かっていたが、
いつしかしまい込まれたものだ。
僕がいま42歳なので、この時計も42年物ということになる。
仮住まい先が古い家だったため、掛けてみたらピタリと馴染んた。
ゼンマイを巻いてみると
「カッチ、カッチ」と振り子が動き出した。
振り子の音を聞いた瞬間、
両親と川の字に寝ていた時にのことを思い出した。
当時、この時計は寝室に掛けてあったのだ。
しばらくすると
「ボォーン、ボォーン、ボォーン」と時刻の数だけ音が鳴った。
まるでタイムマシーンで何十年も時間を遡ったような、
不思議な感覚になりました。
本日の自転車通勤:0km
ランキング参加中。よろしければクリックお願いします。
by bicycle_commuter
| 2007-07-07 00:12
| 雨やオフの日