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BD-1とスイスに行く〜Day3:ルガーノへ160km移動

BD-1とスイスに行く
・1400kmを鉄道と自転車で移動したスイス周遊
・Day1:サンモリッツへ
・Day2:ベルニナ峠2330m
・Day3:ルガーノへ160km移動
・HDムービー:ベルニナ峠編
・HDムービー:世界遺産・ベルニナ線 編
・HDムービー:サンモリッツからツージスへ 走行距離40km
HDムービー:鉄道とバスと自転車でルガーノへ
・HDムービー:ベリンツォーナの古城巡り
・HDムービー:いよいよツェルマットへ
・HDムービー:マッターホルンの頂きへ
・HDムービー:フィスプまでダウンヒル
・HDムービー:ローザンヌまで130kmのロングライド
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この牛乳を入れたあとコケた
スイス3日目の朝は、いきなり転倒することから始まる。食堂のリノリウムの床をビンディングシューズで歩いてたら滑ってしまったのだ。幸い怪我をしていない右の手をついたので難を逃れたが、冷や汗をかいた瞬間だった。



トンネルを抜けたら晴れだった
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鉛色の風景。遠くは明るい
当初この区間では、壮大なサイクリングの計画を立てていた。この日にサン・モリッツからアルブラ峠(2,315m)を越えてクールへ向けて走り、翌日にはフルカ峠(2,430m)を越えようというもの。しかし出発一週間前に雨の予報が出ていたため計画を変更。気温の高いイタリア国境付近への南下に決めていたのだが、この計画さえも雨に祟られた・・・

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レイティッシュ鉄道アルブラ線

今にも雨が降り出しそうなサンモリッツを後にし、8時2分のクール行きの列車に乗り込む。列車は、本来越える予定だったアルブラ峠の下のトンネルを走る。そしてトンネルを抜けると、空が明るくなっていた。そう晴れているのです。
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即断即決

青い空を車窓から見ながら、我々はすぐに決断した。「走れるときに走ろう」と。悪天候を予測し、移動方法や走行ルートを変更するのは癖癖としていたのだ。
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早く走りたい、と気持ちがはやる

ベルギュン駅で下車。ぬるい風がそよそよと吹く静かな駅だった。
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ベルギュン駅前の建物

ナショナルルートNo.6は駅前を通っていた。ベルギュンの標高は1,370m。標高700mのツージスまで40kmのダウンヒルだ。
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自転車、ハイキングなど様々な案内がある「スイスモビリティ」

こんなことを思うのはサイクリストぐらいかもしれないが、すごく美しい峠道だった。午前中の陽光が前方に抜ける山並みをくっきり描き出し、なめらかな路面と造形がきれいな石のガードレールが連続するワインディング。道路のギリギリまで迫った岩肌が目の前の風景を隠したり、パッと見せてくれたりする。映像をアップしてあるので是非ご覧いただきたい。


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tecchan撮影

しばらくダウンヒルを楽しんだあとに我々を待っていたのはレイテッシュ鉄道・アルブラ線の名所「ランドヴァッサー鉄道橋」だ。道路にあった小さな看板を見つけ森に入っていくと、それは突然現れた。
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shinnx撮影

切り立つ岸壁のトンネルにつながったこの橋が作り出す景色は、一種異様だ。人工の構造物なのに風景に馴染んでいるので、まるで自然が創り上げたかのようにも見える。100年以上も前に建設されたのだという。
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ランドヴァッサー鉄道橋

標高が下がり我々はさらにツージスに向かうと、道幅が狭くなり大型車の交通量が増えてきた。すると全長1km以上もあるトンネルが現れた。
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長くて怖いトンネル

他に道はないので進むことにする。スピードの速いみんなは車道をピューっと行ってしまった。僕は幅1メートルにも満たない歩道をゆっくりと走る。左肩をかすめるように大型車がバンバンと追い抜いていく。恐怖に怯えながら進むと、やがて歩道が看板に遮られた。工事を知らせるサインだ。何もこんなところに立てなくっても良いものを・・・。クルマが途切れるのを待って、障害物を越えトンネルを進んだ。

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前進を諦め元の道に戻ることに・・・

路肩がない狭い車道とこの先にまだトンネルがあることに嫌気が刺した僕は、みんなに幹線道路を離れて回り道をすることを提案した。手元のナビを見ると、道が大きく左にそれて、トンネルの先で合流しているように見えた。

ところが進んでみるとヒルクライムが始まってしまった。しばらく我慢して上ってみたが、さきほどトンネルの先で幹線道路に戻るはずだったポイントは崖の上だった。。。標高差200mほど上ったところで前進を諦め元の幹線道路に戻ることになった。(みんなごめんよ〜)
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Solisという名のトンネル

で、またトンネルです(泣)今度は1.1km。そして、その後に500mくらいのがもうひとつ。スイスは山が多いのでトンネルも多いのです。
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古城近くの民家

ツージスにだいぶ近づいたところで古城が現れた。崖の突端にあるそれは城というより砦のようだった。13世紀に造られたその構造物は風雨にさらされて景色に同化していた。

ベリンツォーナへ向けバスの旅
ツージス駅には13時前に着いた。べリンツォーナへ向かうポストバスは14時35分の発車、時間はたっぷりある。まずはバスのチケットを購入をするためにチケット売り場へ足を運ぶが13時30分まで昼休みらしくクローズされていた。ならば、先にお腹を満たしておこうと駅前のイタリアンレストランに吸収される。
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そして13時30分を過ぎた頃、チケットを購入するためにshinnx、commuterがチケット売り場へ向かう。そして、窓口でshinnxが「予約をしたい」と申し込むと、対応した係の女性が「できない」という返答。ん?なんで、チケット売り場でチケットが買えないの?という素朴な疑問が沸いたが、その女性は「階下の待合室で電話予約して」と言っているらしい。

しかたがなく階下に行ってみるが、電話はない。途方に暮れた・・・。しかたがなくツーリストインフォメーション駆けこむと、窓口の女性が予約の電話をしてくれるという。ありがたい。しかし電話がなかなかつながらず、のちほど再度トライしてくれることになった。レストランにもどって食事を詰め込み再び窓口に行くと彼女は「予約はできなかった」と。どうやらバスの発車時刻の1時間前に予約を閉めきるらしいのだ。ただ「予約の電話をしたことをドライバーに告げれば大丈夫」とも行ってくれた。なんともよくわからない感じだ。ちなみにこれらの交渉はすべてshinnxが行っている。僕は、後ろで写真を撮ったりうなずいたりしているだけです(笑)

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無事乗車

14時35分、バスが発着所にやってきた。バイクをトランクに収納し、ドライバーに「予約の電話をした」とshinnxが告げた。彼女に言われたとおりに。そして無事にバスに乗ることが出来た。

バスの旅は快適だった。しかし峠に差し掛かったところで雨がふりだした。サンベルナルディーノ峠を越えたあたりから、雨が止んでいればバイクで走る予定だったのだが。

やがて車窓は霧で何も見えなくなった。ついてない。
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ポストバス停留所

15時20分すぎにサンベルナルディーノのバス停に到着。しかし雨はやまない。しかたがないのでバスで進むことに・・・バイクで走れたらサンベルナルディーノ(1,608m)からソアッツァ(554m)まで、高度差1,100mを下れたというのに。残念でならない。
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ベリンツォーナ駅舎

16時20分、ベリンツォーナに到着。まだ小雨が降っている。仕方がないので、この先は鉄道で輪行することになった。
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ルガーノも雨

17時30分、目的地のルガーノに到着。結局この日走ったのはベルギュンからツージスまでの40kmだけ。レインウェアを着て走れないこともなかったが、まだ旅の前半、安全を優先した。
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可愛らしい子がいた

そして、宿に到着。クラシックタイプと言われるコロニアル風の建物のユースホステルだ。
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宿泊棟は近代的

夕食は町に出てレストランでとった。美味しかったが、充実感のない日だった。

3日目の走行距離:約40km 3日目の鉄道移動距離:約120km
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by bicycle_commuter | 2010-11-04 22:33 | BD-1とスイスに行く
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写真で綴る恵比寿ー銀座の自転車通勤。 週末はロードバイクでツーリングも。


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